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2025年2月20日(木)「バリアフリー映画をつくってみよう!」ワークショップ第1段 in太良町・多良中学校レポート

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鹿島・太良広域連携SDGs推進協議会による、「バリアフリー映画をつくってみよう!」ワークショップ第1段を、太良町の多良中学校で開催しました!

講師は、佐賀県内でバリアフリー映画の制作・上映活動を行っている「みないろ会」の皆さんです。

みないろ会としても、ワークショップの実施は初めての取り組みでドキドキ。しかも、受講してくれるのが、中学生の皆さんということで、どんな反応なのか、楽しんでもらえるのか、直前まで不安でいっぱいでした。


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今回はバリアフリー映画の中でも、目が見えない、見えにくい人と一緒に映画を楽しむために音声で情報を補う音声ガイドを作る作業をしました。

みないろ会会長の森さんの挨拶のあと、音声ガイドがどんな役割を果たしているのかを知ってもらうために、同じ映像を、①映像あり+音声あり→②映像なし+音声あり(音声ガイドなし)→③映像なし+音声あり(音声ガイドあり)→④映像あり+音声あり(音声ガイドあり)という順番で見てもらいます。


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次に、静止画の視覚情報をどんな言葉で説明するかの練習。各班にわかれて、ポストイットに絵のなかに何があるかを書いてもらい、みんなでペタペタ貼っていきます。慣れない作業に手が止まるかな…と思っていましたが、皆、するする言葉が出てきていて、びっくり!いい表現ばかりで、急遽、発表の時間をもうけて全体で共有しました。


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次に、短い動画で練習した後、いよいよ本番。みないろ会で現在制作中の『夏へのトンネル、さよならの出口』から、冒頭の主人公カオルが、ウラシマトンネルを見つける幻想的なシーンの台本をみんなに書いてもらいました。

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1分半の短い映像とはいえ、台詞もある映画のいち場面なので、なかなかむずかしい…。繰り返しシーンを見ながら、「三角形のトンネルだよね」「え?これって水溜まり?池じゃない?」とか班ごとに相談して台本を作っていきます。ひとつにまとまったところで、発表。みないろ会のメンバーが、班ごとに出来上がった台本を読み上げます。


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同じシーンでも、班によって、着目するポイントによって全然表現が異なっていて、見ながらなんどもなるほど~と思わず頷きました。ひと班ごとに、森さんが、わかりやすかった点、よかった表現などを講評してくれます。

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自分が考えた言葉が、相手にどう伝わったかその反応を受け取れるのが音声ガイド作りの楽しいところで、今回、その楽しさを少しでも感じてもらえていたら嬉しいなぁと思いながら、無事、ワークショップを終えました。

後日感想のお手紙が届くそうなので、楽しみです。


多良中学校の皆さまありがとうございました!

 
 
 

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