2024年4月7日(日)「カリフォルニア発!発酵カルチャー最前線&ザワークラウト作り体験」レポート
- 恵梨子 重松
- 4月21日
- 読了時間: 3分

4/7「カリフォルニア発!発酵カルチャー最前線&ザワークラウト作り体験」を開催しました!
講師のダグ&ゆきこさんはカリフォルニア州セバストポール市(鹿島のお隣武雄市の姉妹都市)在住。ダグさんは、ザワークラウトの会社や植物性チーズの会社、コンブチャ(紅茶キノコ)の会社で働かれた後に独立され、現在はフリーランスで食品会社の起業時のスタートアップをサポートする仕事をされています。パートナーのゆきこさんが雲仙のご出身で、発酵つながりで約8年前に初めて漬蔵たぞうを訪問されて以来、今回は3度目の鹿島訪問。せっかく鹿島に来られるのなら、ザワークラウトの作り方教えて下さい!と今回ワークショップの講師をお願いしました。

前半では、ダグさんのこれまでの経歴に沿いながら、カリフォルニア州の発酵食品文化について詳しくお聞きしました。アメリカでも発酵食品が見直されており、普通のスーパーにもペットボトル飲料のコンブチャやその他発酵ドリンクがズラリとならんでいるんだとか。今ではコーラをしのぐ勢いだそうですよ!!
アメリカの約半分の野菜を生産しているカリフォルニアでは、おいしい野菜が豊富で、食べ物への意識が高い人が多く、その加工品であるピクルスやザワークラウトをたべる文化が根付き、独自の発展を遂げていったそうです。この間までお金を出して買うのが当たり前だった発酵食品を最近では自分で作りたいという人が増えてきていて、日本でいうと、私たちが味噌や梅干しを手作りしてみたいと思うのと一緒ですよね。

お話を聞いたあとは、ザワークラウト作りの作業にうつります。みんなでキャベツやその他の野菜を千切りにして、塩でマッサージし、しばらく寝かせて瓶に詰める。それだけの作業なのですが、細かいコツやポイントがあり、ひとつひとつ丁寧に教えていただきました。

千切りしたり、塩揉みしたり、地味で地道な作業だけど、みんなでやると楽しいね~!とゆきこさん。日本の皆さんは千切り上手だと思う、というダグさんの予想通り、皆さん手際よく、とてもおいしそうなザワークラウトができあがっていましたよ!


しかし、まだまだたべられません!ここから、2~3週間かけて発酵させ、好みの味に仕上げます。
参加者の方同士のオープンチャットでは、早速ガス抜きで蓋をゆるめたらプシュー!と吹き出しました!とか、プツプツ泡が出てきました!というご報告が届いています。「私のザワちゃん」と呼ばれる方もいて、発酵するものって、なんともいえない愛着がわくんですよね。うんうん、わかります。
発酵の魅力は海を越える!ということで、発酵を共通項に楽しいおいしい文化交流の時間となりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
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