2025年10月30日(木)バリアフリー映画をつくってみよう!【音声ガイド編】出前講座in東部中学校レポート
- 恵梨子 重松
- 11月15日
- 読了時間: 2分
先日10/30に、鹿島・太良SDGs連携推進協議会の事業として、鹿島市東部中学校にて「バリアフリー映画をつくろう」出前講座を開催いたしました!

講師はみないろ会の皆さん。昨年度から続く活動で、今回は4回目の出前講座です。
2年生の総合の授業の中で、60名の生徒さんがバリアフリー映画作り(今回は音声ガイド作り)にチャレンジしてくれました。バリアフリー映画とは?という説明のあと、実際に音声ガイドがある状態とない状態で音声のみの映像を鑑賞し、音声ガイドがどんな役割を果たしているかを体験してもらいます。


その後、映画のワンシーンを切り取った静止画をどんな言葉で説明しよう?と考えながらポストイットにメモして練習、そしていよいよ班に分かれて課題の動画を見ながら実際に音声ガイドの動画を作っていきます。
皆さん、もちろん初めての経験で、はじめは手が止まっている人もいましたが、一緒にやってみようとちょっと助け船を出すと、すぐにコツを掴んでくれて、どんどん台本ができていました。

中には休憩時間も黙々と作業している人も。時間内におさまるかな……とハラハラしましたが、最終的には、ほとんどの班が台本を仕上げてくれました。
皆さんが作った台本を、みないろ会メンバーが読み上げながら、実際に映画を鑑賞。会長の森さんがひとつひとつを講評してくれます。わかりやすいガイド、ユニークな言葉選び、的確な説明など、みんな全然違う表現なのに、どれもとても良くできていて、感心しました。
講座のあと、皆さんが書いてくださった感想からは、絵や動画を言葉で説明するワクワク感や、他の人が違った見方や表現をしていることへの驚きが伝わってきて、そうそう!わかるわかる!と嬉しくなりました。



普段あたりまえに見ている映画やアニメを、どんな人でも楽しめるように、と力を注いでいる人たちがいることを感じてくれた人も多くいました。映画だけでなく、同様の気配りややさしさが地域の中にたくさんあることに、皆さんが気付いてくれるきっかけになっていればいいなと思います。
東部中学校の皆さん、ありがとうございました!



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