2026年8月29日(日)竹崎島まるごと体験レポート
- 恵梨子 重松
- 4 時間前
- 読了時間: 5分
先日、太良町の竹崎島で「竹崎島まるごと体験」を開催しました!
有明海の新鮮な海の幸、雲仙を望む美しい海辺の景色、普段なかなか触れることのできない港町の暮らし。そして、そんな竹崎島の魅力を楽しく、わかりやすく伝えてくれる島の人たち。
鹿島に住んでいる私自身も、これまで知らなかった竹崎島の魅力がたくさんあり、「これは全部伝えたい!」と、今回は「やりたいことを全部やろう!」という気持ちで、特別編として盛りだくさんの内容で開催しました。
台風の影響が心配されていましたが、当日はまさにピカピカの快晴!佐賀県内各地から参加者の皆さんにお集まりいただきました。
漁師さんの暮らしを知るところからスタート
まずは、旅館「一福荘」さんで、若女将の梅﨑恵美さんと坂口理恵さんから、竹崎島の漁や漁師さんの暮らしについてのお話を伺いました。
投網と仕掛け網、それぞれの漁のルールの違い、漁師さんの一日のスケジュール、そして「なぜ有明海の魚は柔らかくておいしいの?」というお話まで。
知っているようで知らない、有明海と竹崎島の漁の世界について、たっぷり教えていただきました。
さらに今回は、飛び入りで「コハダ女子会」の舩口直子さんも参加してくださり、竹崎で獲れるコハダ・コノシロについて詳しく解説してくださいました。

魚をさばいて、つみれ作りに挑戦!
お話を聞いた後は、坂口さんによる魚の三枚おろしの実演です。
魚を三枚におろすのは、骨に身が残ってしまったり、身がボロボロになってしまったりと、なかなか難しいもの。
「よく切れる包丁を使うこと」「包丁の刃を骨に沿わせて、勢いよく!」など、細かなコツを教えていただきながら、今度は参加者の皆さんもコノシロで挑戦しました。
初めて三枚おろしをする方もいれば、慣れた手つきで見事な包丁さばきを披露する方も。
きれいに皮がはがれた瞬間には、思わず歓声も上がりました!
そして、さばいた魚で作ったのが「つみれ」です。
今回使ったのは、大きさや傷などの理由で市場には出回らず、海へ返されてしまう「未利用魚」。魚の身を細かく刻んでつぶし、塩や好みの調味料を加えて、かまぼこ型に成形します。お吸い物に入れたり、油で揚げて天ぷらかまぼこにしたりと、食べ方もいろいろ。
自分たちでさばいた魚が、おいしい一品に変わっていくのも、この体験の楽しさです。
丸のままの魚を調理するのは、最初は少しハードルが高く感じます。でも、コツを教えてもらえば意外と手軽。何より、新鮮な魚はおいしい!
そして、実際にその魚を獲ってきた漁師さんから直接教えてもらうことで、魚への愛着もぐっと増していきます。参加者の皆さんも、最初はおそるおそる魚に触れていましたが、梅﨑さんや坂口さんに教えてもらいながら、楽しそうに作業をされていました。



お昼は竹崎名物・蟹丼!
ワークショップの後は、一福荘さんのすぐそばにあるお食事処「旬工房竹崎」さんへ移動。
お楽しみの蟹丼ランチです!ひと仕事終えた後ということもあり、皆さん和気あいあい。
竹崎島のおいしい海の幸を、みんなで存分に味わいました。ここで昼の部はいったん終了。
今回は特別に宿泊パックも用意していたので、宿泊される皆さんは一福荘さんにチェックインしました。

夜は、竹崎島の星空を楽しむ天体観測
そして夜のお楽しみは、昼間とはまったく違う竹崎島の魅力。「旬工房竹崎」の店主・澁谷憲幸さんによる天体観測です。実は澁谷さん、佐賀天文協会の理事という、もう一つの顔をお持ちです。夜になると再びお店の前に集合し、いよいよ天体観測会がスタート。
この日は満月の翌日。月明かりの中、まず大きな望遠鏡で見せてもらったのは、月のクレーターです。図鑑で見るような、デコボコした月の表面がくっきり見えるだけでなく、望遠鏡越しにも月の明るさが伝わってきます。
しばらくすると、月と同じ方向に見えてきたのが土星。なんと、周りの輪まで見ることができました。
さらに、「この星とこの星を結んだのが白鳥座」「これがシリウス」「これがアンドロメダ」
と、澁谷さんの解説は次から次へ。星が見える夜空の下に澁谷さんが立つと、そこがまるでプラネタリウムになるようでした。「あの星は17年前の光で、こっちの星は1800年前の光ですよ」そんな言葉を何気なく聞きながら、そのあまりのスケールに気が遠くなりそうになったり。宇宙の壮大さを感じる一方で、自分が日々抱えている悩みなんて、なんてちっぽけなんだろうと思ったり。昼間の海とはまた違う、竹崎島の夜の魅力をたっぷり味わう時間となりました。

こうして、朝から夜まで、竹崎島の魅力を「まるごと」体験する一日が終了しました。
魚を知り、漁師さんの暮らしを知り、自分で魚をさばいて、つみれを作る。
おいしい蟹丼を味わい、夜には満天の星空を見上げる。一日を通して感じたのは、竹崎島って、本当に魅力がいっぱいの場所だなあということ。でも、その魅力は、海や魚や星空だけではありません。竹崎島のことを知り、愛し、そして私たちにその魅力を伝えてくれる人たちがいるからこそ、こんなに豊かな体験ができるのだと思います。
今回ご協力いただいたCSO竹崎島の皆さま、
そして参加してくださった皆さま、ありがとうございました!



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