2026年5月10(日)森田芳光70祭 映画『キッチン』上映会レポート
- 恵梨子 重松
- 1 日前
- 読了時間: 5分

先日5/10の森田芳光70祭 映画『キッチン』上映会無事終了いたしました!
朝からスカッと晴れた絶好のイベント日和。会場の漬蔵たぞうにたくさんの方にお集まりいただき、映画とトーク、お食事、お買い物、本の交換、肥前浜の散策など盛りだくさんな内容をお楽しみいただきました!
昨年の『阿修羅のごとく』は、漬蔵たぞうの漬物樽が映画の中に登場したというこれ以上にないストーリーがあったのですぐに上映作品は決まったのですが、シエマさんから今年もやりませんか?とお話いただいて、正直、何を上映すべきか悩んで決めたのが『キッチン』でした。

シエマでの上映作品『(ハル)』と、女性が主人公であること、同じ野力奏一さんの音楽が使われていることなど共通点があったのが大きな理由なのですが、振り返って考えてみると、やっぱり、漬蔵たぞうというこの特別な場所に似合う作品という理由が大きかったように思います。
初めて『キッチン』を観た時の、なんとも言えない余韻。あれをこの蔵で、スクリーンで、たくさんの人たちと共有できたら素敵だろうなと思いました。私が言葉にできずにいたこの感覚を、今回のゲストであるライムスター宇多丸さんが「ひんやりした空気感がこの蔵にぴったり」と、プロデューサーで森田芳光監督夫人の三沢和子さんが「丁寧に作られた食べ物がたくさんあるここの土地柄にとても似合っている」と言葉にしてくださって、イベントが終わってみて、初めてストンと自分の中で腑に落ちました。

漬蔵たぞうの中いっぱいに広がるあのオープニング曲。蔵の大きな梁の向こうに見える幻想的な函館の風景。それらに、映画を観る皆さんの息遣いが合わさって、ああ、大きなスクリーンに映画が映し出されていて、たくさんの人がいる場所が私はやっぱり大好きだなぁと胸がいっぱいになりました。
宇多丸さんと三沢さんのトークもとても面白く、「解説があったおかげで映画を一層深く楽しめた」「いつもは1人で映画を観ているので、トークがあったことで、いつもと違う映画鑑賞になった」という感想もいただきました。
そうそう、お二人のお話を聞くと本当に特別な映画鑑賞になるんですよね。『キッチン』についての宇多丸さんと三沢さんのお話を私自身が聞きたかったというのも、この作品を選んだ理由のひとつです。

今回、お昼に重なる時間帯だったので、それならばと東彼杵の『リトルれお』さんと漬蔵たぞう向かいの『ゲストハウスまる』さんにランチを提供していただきました。れおさんは、上映作品をお伝えしたら、すぐに映画を観て、原作も読んで、その想いを綴った文章をランチボックスに添えてくれました。こちらからお昼ご飯の提供をお願いしただけなのに、ここまで心を尽くして下さり、本当にありがたい限りです。お客様にもその想いは伝わったようで、「美味しいのはもちろん、とても心のこもったお弁当でした」との感想もいただきました。




まるさんとは、初めての試みでイベントの宿泊パックを設けてみました。利用してくれる人いますかね‥と、おそるおそる(笑)やってみたのですが、福岡や東京からお越しの方のお客様もいらっしゃり、中には、急遽前日に宿泊を決めて下さった方もいて、とても嬉しかったです。

それならば!と作ってみたのが回遊特典。せっかく肥前浜にお越しいただくので、漬蔵たぞうだけでなく、近隣一体をまわっていただこうということで、漬蔵たぞうのまわりのお店にご協力いただいて、マップも作ってみました。当日は、天気も良かったので、開演までの時間に散策される方も多く、肥前浜のまちの魅力をこの機会に少しでもご紹介できていたら嬉しいです。


『キッチン』がよしもとばななさん原作ということで、本の要素も入れたいと思っていたら、鹿島でこういうのをやってる人たちがいるよ、とご紹介いただき、「売らない古本市」の皆さんにも参加していただきました。こちらも大変好評で、お客さんとの間で「買い物」でなく「交換」という新たなコミュニケーションの形が生まれていて、イベントの楽しみをたくさん増やしてくださいました。


こうして、どんどんどんどん盛りだくさんになっていた今回のイベント。それを全部受け止めてくれる漬蔵たぞうの包容力よ。そして、この肥前浜のまちのポテンシャルの高さを改めて感じています。
盛りだくさんな分、準備は大変だったのですが、楽しかった~~~!!
イベント当日、お客さんが全然いなくて落ち込む夢と満員御礼で喜ぶ夢を交互に見る日々、もう二度とやらないと毎回思うのに、終わってみると次は何しよう?と気持ちしか残っていないというこれも毎度のことなのですが、まだこうしてワクワクドキドキできている私は本当に幸せです。
それもこれも、イベントに足を運んでくださる皆さまのおかげです。これからも、皆さんと一緒に楽しめる場を作っていくべく精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、ご多忙な中スペシャルゲストとして鹿島までお越しいただいたライムスター宇多丸さんと三沢和子さん、本当にありがとうざいました。
会場を提供して下さった漬蔵たぞうさん、共催のシアター・シエマさん、イベントにご協力いただいたリトルれおさん、ゲストハウスまるさん、売らない古本市の皆さん、ヒロセ珈琲さん、イロハさん、こむぎやさん、HAMABARさん、穴倉さん、GLADCOFFEEさん、そして当日お手伝いしてくださった皆さん、ありがとうございました。チラシ設置や告知のご協力いただいた店舗やメディアの皆さんもありがとうございました。
そしてそして、当日、会場にお越しくださった皆様、ありがとうございました~~!!




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